今日から12月ですね!
そして、火曜日。海浜植物園は休園日でした。
スタッフは、今週末4日(金)に向けて、何かを準備しました♪
!!(゜ロ゜ノ)ノ
当園職員が講師となり、6組のお母さんと子どもたちが参加して、エレモフィラ、ガーデンシクラメン、ビオラ、アリッサム、チェッカーベリーを使った寄せ植えを作りました。
お母さんたちが寄せ植えを楽しんでいる間、子どもたちはボランティアの方と遊んだり、おやつを食べていました♪
中にはお母さんのお手伝い?をするお子さんもいたりして、とても楽しい寄せ植えの時間になりました♪(≧▽≦)
お母さんたちの「リフレッシュ」と親子で花と緑に親しんでもらうことで、氷見市がもっともっと花いっぱいの素晴らしいまちになっていくことを、心より願っています(*^-^*)
子どもたちも、お花も、元気にスクスク育ってね♪(*'▽')
海浜植物園では、11月20日(金)から12月20日(日)まで、「いろいろ木の実&たね展」を開催いたします!!(≧▽≦)
世界の珍しい木の実をはじめ、身近などんぐりや松ぼっくり、たねなどを展示します。
世界の木の実では、木の実の宝石といわれるコバルトブルーが美しい「タビビトノキ」や熟すと時速200キロ以上のスピードで種を飛ばす「ダイナマイトツリー」を展示します。 !!(゜ロ゜ノ)ノ
身近な木の実やたねでは、いろいろな松ぼっくりや様々などんぐり、アーモンドやくるみなどを展示します。♪(*'▽') また、折り紙で空飛ぶたねの模型を作って飛ばして遊べる、体験コーナーもあります♪
詳しくは、イベントページをご覧ください。
海浜植物園の温室では、『リュウキュウツワブキ』が開花しています!
前回紹介した「ツワブキ」の変種で、奄美大島や沖縄島、西表島など琉球諸島の固有種です。
「ツワブキ」は海岸や海岸近くの林床や林縁部などに生えることが多いのですが、『リュウキュウツワブキ』は渓流沿いに生えることが多いです。
渓流沿いの植物は、増水や洪水などによって激流にさらされることもあり、水の抵抗を減らすために葉が細くなったり全体的に葉が小さくなる「狭葉現象」が見られますが、『リュウキュウツワブキ』も狭葉現象が見られます。ただし、生える場所によって変異がみられ、本州のツワブキと区別が難しいものもあります。
当園のものも区別しづらいものが多いのですが、良く見てみると違いが分かるかもしれないので、皆さんもじっくり観察して見ませんか?
海浜植物園駐車場横ふれあい園では、秋の海岸を彩る『ツワブキ』が咲いています♪
『ツワブキ』は、福島県、石川県以南の本州、四国、九州、南西諸島見られ、海岸の岩の上や崖、林床や林縁部などに生えます。
和名は、葉がつやつやしているため、「艶蕗(つやぶき)」と呼ばれ、それがなまって「ツワブキ(石蕗)」となったと言われています。
また、古くから栽培され園芸品種も多く、秋の花だけでなく、斑入りや獅子葉など葉も変化に富んだものもあり、楽しまれています。
さらに、初冬の季語として用いたり、葉柄を食用にしたりと古くから人との係わりの深い海浜植物の一つです。
ぜひ、秋空の下咲く黄色い「ツワブキ」の花をご覧ください♪
今日は曇り空ですが、朝から薄っすら雪化粧した立山連峰が見えました♪
少し判り辛いのですが、蜃気楼も見ることができました。「浮き島現象」や「反転した虚像」などなんとなく確認できます!?
また、植物園の駐車場や4階からは、こちらも雪化粧した白山も見ることができました!
《イベント情報》
海浜植物園では、明日11月2日(月)から5日(木)まで、「第30回氷見市菊花大会」を開催します♪
氷見市菊花会の皆さんが丹精込めて育て上げた約250点の美しい菊の花々が、海浜植物園の展示ホールとワークショップルームを彩っています♪♪
中には、市内の上庄小学校と窪小学校の児童の皆さんが、菊花会の方に指導してもらいながら育てた菊花も展示しています♪(^^)
菊花大会の観覧のみの場合は、入園料は必要ありませんので、皆さんお気軽にお越しくださいませ!
なお、11月4日(水)は、氷見市菊花大会の観覧はできますが、植物園と4階ボルカノは、祝日の翌日のため、お休みとさせていただきます。
植物園のふれあい園(駐車場横)では、『コハマギク』が見ごろです♪
『コハマギク』は、北海道から関東地方北部(茨城県)にかけての太平洋側の海岸に自生しているキク科キク属の多年草で、日当たりのよい崖などに生えます。
日本固有の植物で、和名は「ハマギク」に似ていて、全体が小さいことから「コハマギク」と名付けられましたが、別種です。
また、学名は「Chrysanthemum yezoense」(クリサンセマム エゾエンセ)で、種形容語のyezoenseはエゾの地を意味します。
栽培しやすいため観賞用などにも用いられ、寄せ植えや花壇、グランドカバー、ロックガーデンなどにも利用されます。
秋も深まる中、白い花を力強く咲かせている『コハマギク』をご覧くださいませ!
海浜植物園のグラスチューブでは『ニンニクカズラ』が咲き始めました♪
花の咲き始めは濃い紫色ですが、だんだん爽やかな明るい紫色に変わり、やがて白色に変わって行きます。
名前は、葉や花を揉んだり、茎を傷つけたりすると、ニンニクのような匂いがする事によります。
海浜植物園でも風などで葉や花が揺れるとほんのりニンニクのような匂いがあたりに漂います。
興味のある方は、スタッフに声をかけてみてくださいね♪
ぜひ、花と匂いをお楽しみくださいませ\(^o^)/
まだ蕾はありますが、お早めにご覧くださいね!
『我が君の いと愛でたまふ 浜菊の そこのみ白く 夕闇に咲く』
上皇后美智子様が、お詠みになられたお歌です。
また、平成9年に上皇上皇后両陛下が岩手県大槌町を訪問された時に、海岸に咲く「浜菊」をお気に召され、種を取り寄せて大切に育てておられたことも知られています。
さて海浜植物園正面玄関では、鉢植えですが『ハマギク』が咲き始めました!
『ハマギク』は日本の固有種で、青森県から茨城県にかけての太平洋側の海岸に自生します。
学名は、「Nipponanthemum nipponicum」で、属名にも種小名にもニッポンの名が付くのは動植物では「ハマギク」と「朱鷺」だけです。
また、学名にはクリサンテムム・ニッポニクムが使われることがあり、これは「日本の菊」の意味です。
ちなみに『ハマギク』花言葉は「逆境に立ち向かう」だそうです。
日に日に秋の深まりを感じる今日この頃ですが、海浜植物園で『ハマギク』の花を眺めて見ませんか?